体も気持ちも重い。

mixi上で、とある人にメッセージを送ろうとして、同じニックネームの(でもまったくの別の)人に送ってしまった。初めて送る人じゃないので、メッセージトレイから返信すればいいだけの話なのに、何故かイチから検索して、ひっかかった数名の中から勝手に「そうだこの人だ」と思い込んで(初めての人から見たら)信じられないくらい馴れ馴れしくいい加減な新年の挨拶と共に、まったくもってどうでもいいだろう情報を伝えたのだ。年明け早々絶好調な僕である。本当にゴメンナサイ、全角のrさん。僕が送ろうとしていたのは半角のrさんでした。
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やっぱり予想した通り、大したことをしないままに休みが終わってしまう。まあそれなりに色々とあったのだろうが、あれほど期待した正月ボケは望むべくもない。
最後の悪あがきとして映画を観に行くことにした。
MSNの映画予告編サイトで数本観て、「じゃコレ。」と決めたのが『ディア・ウェンディ』。面白いんだかどうだか良く分からない。でも観たら面白かった!というのが理想的な映画鑑賞だ。そんな夢のような瞬間を味わえるんじゃないか、ほのかな期待に胸を膨らませつつ渋谷へ。何故ここで渋谷なのかというと、どうしても電車でそれなりの時間をかけたかったのだ。と言うのも、どうしても読書をしたかったのだ。家だと雑念ネタが多すぎ(ネコが発情期に突入したかも)るのだ。今読み出したのは『いい人になる方法』。これが思いの外面白い。ちょっと突飛な展開が鼻につかなくもないが、映画を観ている気分で文字を追っていけばなるほどすんなりページが進む。ニック・ホーンビイ(若しくは森田義信)の文体は非常に軽くて「ちょっと読もう」と思った時には最適だ。
比較的、ゴキゲンな状態で渋谷に着く。帰りの電車も楽しみだ。
さて本物の映画。
極力控え目な表現をさせていただくと、この作品にリンクを付ける気にはなれない。そこまでの人でなしと思われたくないからだ。今日が水曜日で入場料が1000円でなかったなら(だからこそ観に来たのは紛れもない事実だが)、半狂乱に陥っていたかもしれない。『蝿の王』にだってなり得たかもしれない題材は、穴ぼこだらけのプロットに台無しにされてしまっている。精一杯努力して控え目な表現をさせていただくと、「俺様の貴重な時間を返せ」と言いたい気分だ。この映画を観たあとにいい人になる方法なんて見出せるはずもない。
暗澹たる気持ちでそのままタワーレコーズへ寄ってしまう。ああ行く気なんてなかったのに。そんな必然性もないのに金を使ってしまう。嗚呼。
ハッピーになりたくて遙々渋谷まで来たのに一体どういうわけなんだ。iPodを取り出し、ヘッドフォーンを付けた時に自分の愚かさに気が付いた。何もこんな曲がりくねった面倒な手続きを踏まなくても、サム・クックの歌声に耳を傾けるだけで良かったのに。この際G-ラヴでも良かった。更に(斉藤和義が出てきたけど飛ばしたので次の)ジム&ジェシーでもいい結果が得られる。その続きは本を読み始めてしまったから覚えていない。
ちなみにちょっと高かったけど、セントラル・パーク・シークスはいいと思う。『ディア・ウェンディ』より高いのはある意味当然であるし、まあ許容範囲と言ってもいい今日の場合は。レイ・エリントン・カルテットはどーでもいいかなと思わせてくれるが、安かったので全然許容範囲内だ。ちなみにこれは今すごく売れているんだとか。そんな宣伝文句に踊らされたわけだ。大勢の人が踊らされたんだろうが、その大部分はこの価格で全てを許していることだろう。620円。
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ああ、仕事やだやだ。
社長と常務に言いたい。年賀状なんていらないから、おざなりの新年の挨拶と期待してます的な心のこもってないお褒めの言葉なんかいらないから、この冗談みたいな安月給をなんとかしてくれ。こちとら20年以上、年賀状は書いていない。そんな金さえないんだよ笑

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