「・・・好きです!」〜マモっち真っ赤な夜。

42歳と21歳。共に照れてる。

最近は忘れないように、携帯電話にライヴの予定を入れている。だから今日もパっと見て「マモ 西荻 19:00」なんて出てるわけ。でも見る時にはいつも忘れてしまうのだが、時間は大抵いい加減だ。まんまにとそれにひっかかってしまったのが今日。「18:30なら開場しているでしょう」と思って18:40くらいに到着したら19:00開場19:30開演でした。・・・一人ぼっちで階段に座ってドアが開くのを待っているのはとても冷めてて寒くて寂しくなる(頭韻)。
今日は久々の「地味な夜」。今年初めてのマモ・ギグでもある。出演は3人。ワタナベマモルとムーニー、そしてオープニング・アクトの一人。挙動不審のオドオドした青年がステージに立ち、ニヤニヤしながらギターを抱える。あっ。この青年は、9/10の日記の一番最後にちょこっと登場する若者でした。西広しょうたという名前でした。心底、ワタナベマモルとムーニーを敬愛しているようで、二人と同じステージに立つのが本当に嬉しくてしょうがないといった様子。もっとふてぶてしく振舞ってくれて全然構わないのだが、とにかく恐縮しまくりで笑った。ところが中々いい曲を書くよ。恐縮していない時どんなステージを展開してくれるのでしょう。ちょっと楽しみです。
続いて登場はムーニー。僕の中では知名度ばかりが先行してちっとも観る機会に恵まれなかった人でもある。見た目はただの気のいいおじさん。目が果てしなくかわゆい。ところがこりゃまた凄い人がいたもんだ。ブルーズやジャズのナンバーを、微笑ましい(つまりただのおじさんの)MCを交えながらぽんぽんっと軽く披露してくれる「だけ」なのに、とっても楽しい。歌がいい。気が遠くなる。何曲くらい演ったんだろうか。「あれっ?もう終わり?」というくらいのあっという間のステージだった。また観たいね。
さてワタナベマモル。ニヤニヤフニャフニャして既にすっかり逝っちゃっている御様子。一体何がそんなに嬉しいんだ、と突っ込みたくなってくるくらいニヤけている。「ムーニーのステージが良すぎて」とか「タバコ止めたら酔いが回りやすくなって」とか色々と言い訳もあるようだが、要はただの酔っ払いだ。しかしデイヴィスではなかなか聴くチャンスのないあの曲もこの曲もしっかりと力強く(そしてフリーに)歌ってくれるので会場の酔っ払い達もご満悦、大喜びである。まあ欲を言うならどうせならあの曲もこの曲も演ってみたらどうよ。せっかくだからあの曲とかこの曲とかカットしちゃって。なんて思うのは贅沢でしょうか。

セットリスト(多分)
今週週末来週世紀末 〜 神様なんか信じナイ 〜 動き出すNowhere Man 〜 時速4kmの旅 〜 地味な夜 〜 ささやかなパーティー 〜 恋をしようよ 〜 ねどこのせれなあで(だったかな?泉谷の曲) 〜 君はブルースを信じるかい 〜 ボクのうた 〜 ヒコーキもしくは青春時代 〜 (タイトル分かんない)

アンコールは勿論、ラヴリー・セッション。ワタナベマモル(ハープ)、ムーニー(ヴォーカル、ギター)、西広しょうた(ギター)。3人ともニコニコ。店中ニコニコ。やんややんやの大騒ぎで幕を閉じた。
西荻窪CLOP CLOPでの「地味な夜」。毎回(3回目だけどね来たの)とても充実した夜になる。そして毎回、「今日が一番良かった」とか言ってしまう。基本的な立ち位置としては「アナザー・サイド・オヴ」なのだが、やはり欠かせない、とても大事な、ワタナベマモルの足元をみんなで見つめ直す、そんな感じのイヴェントなのだ。
終わってから、ワタナベ教授の「如何にディランの映画が笑えるか」という講義を受けていた(「まだ観てない」と答えたら、「駄目だ!」と一喝された)ら、そこに突然うら若き女の子がビール片手にやってきて、教授に握手を求めたと思ったらそのまま言葉少なに(でも猛烈に熱い)愛を伝えだした。そのあまりに唐突な爆弾投下に、受講生の鶴原も谷川も言葉を失いオロオロするばかり。いやぁ教授、隅に置けないっすね。大晦日のQUEにフラカンを観に行って、そのままマモル熱に侵されてしまったとか。「曲順忘れた」の一言でメロメロになったんだとか。そして今、ただただ無言でつぶらな瞳を教授に向けるだけ。もうおじさんには何がなんだか理解出来ません。更におじさんの教授はいよいよ理解出来ない御様子であった。そのまま講義はリー・ブリローやニック・ロウやブロックヘッズへとテーマを移していくのだが、新受講生は無言で(絶対に理解出来るはずもなく)焼酎のボトルに教授の似顔絵を描くという離れ技を披露、いよいよ目が離せない展開となった。そのまま最後まで見届けられなかったのが本当に心残りだったが、僕の終電の時間が迫ってしまったので講義は終了、渋々教室を後にした。
教授、新しくギャルのファンを獲得出来るなんて、もう将来を約束されたようなものですよ。時代が追いつきましたね。ファンを大事にして下さい。
(01.29.2006)

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