歴史が変わる時(個人的には)。

またそろそろ、愛機TRV900の調子が怪しくなってきた。ちなみにヴィデオカメラの話。
ベルト交換とヘッド交換を行えば、まあ良くなることは分かっている。ただ、それには絶対20,000円かかることも分かっている。何年か前から、ソニーは型落ちモノに関しては定額修理しか行わなくなった。TRV900は10年以上前のモデルなので、当然「激しい型落ち」に分類される。きっと向こうの心情としては、見積もり出して一旦返事を待って挙句の果てに数千円、これじゃバイトの人件費にもなりゃしない、と考えたのかどうかは不明だが、まあおそらくそんなところなのだろう。これはとても悲しいことだけれど、でも企業論理に従って考えて理解出来なくはないので、そのことに関して怒るつもりもない。でも僕の使用ペースだと最短で半年に一回そういう目に合う。今はヤフオクで買った2号機と併用しているので単純計算で年に1回で済むけど、でもだからって決して安い金額ではない。その度になかなかのストレスとスリルを味わうわけだし。
とまあ、上記のような言い訳でもって、もう機種変しちゃおう、と。そんな決意をしたのが今年初め。それから暇を見つけては電器やで色々いじくってみたりネットで情報かき集めてみたりの日々だった。でやっぱりなんとなくソニー信仰がヴィデオカメラに関しては僕の中にあるようで、店頭で触る他メーカーのものはしっくりこない。そして金額的に、ちょっと型落ちくらいのものでないといけない。民生用、ハイヴィジョン(どうせならね)、マニュアル操作もそれなりにしやすい、という3本柱で検討して残ったのがHDR-HC9。レヴューもなかなか評判良い。HC1、HC3、HC7と続く民生用ハイヴィジョンシリーズの決定版的な評価だ。まあそりゃそうか最後なんだから。ちょっとまだ高かったけれども、型落ちはしていてもう作ってない。つまり新しいもの好きの興味は既に次のモデルに移っていて、なんとなく中古品も出回っている。つまり条件整って来たってわけだ。
もう今しかない(つまりその気になった今。安くなるのを待ってたらまた他のモデルに気が行っちゃうかも)!と無理やり気持ちを奮い立たせてヤフオクで落札!そしてじっと待つこと数日・・・。とうとうブツが、とうとう我が家に届いたのだ!
部屋で試し撮りすること数秒・・・。なんてバカな買い物をしたんだろうと自己嫌悪、自己憐憫に陥りました。150%使いにきーじゃねえか。基本的に僕は、マニュアル操作なんてほとんどしない(出来ない)。シャッタースピードと明るさとピント、くらい。でもこのHDR-HC9、これが全部同じツマミなのね。一回一回用途を切り替えてから調整する、というまったく意味不明の仕様。あれ、これって普通なのかしらん?でもこれじゃズームでぐおおっと寄って、おっといけねえ暗すぎる、おととちょっとピンボケだから一旦マモさんに合わせといてオカモっさんにぐっと合わせて、おややハラくん客席に乗り出してるよ暗いからいっちょシャッタースピード落としてコマ落とし技だっ!・・・みたいなことが出来ないのである。こんなことしないんですか、世間のYouTuber達は。ていうか事前に調べとけって話だけどね、現物は店になかったんだよね。なんてったって型落ちですから!
ともかくそんなわけで、そのまま丁寧に箱に戻し再生専用に使っていたカメラもオマケに付けて、落札価格と同じ値段で出品しました。これってつまり損してるってことですか?

≪前のページ