読書

原発ジプシー 増補改訂版 ―被曝下請け労働者の記録原発労働記 (講談社文庫)これが原発だ―カメラがとらえた被曝者 (岩波ジュニア新書)樋口健二の『これが原発だ』。う〜ん、かなり重いぜ。1991年、もう10年以上前の本らしいけれども、ちっとも僕等は進歩していないね。学ばないんだね。
堀江邦夫の『原発労働記』も凄かった。一労働者に成りすましての潜入ルポ。だから視点が狭い狭い。その場の、その瞬間のことのみが淡々と毎日綴られていく。で、それだからこそリアルで怖い。こういう人が何百人、何千人とあそこに集まっているのかと思うと、暗澹たる気持ちになる。最後のページをめくり、「ふぅ〜っ読み終わったぁ〜」と思ったら、なんだよこれ、オリジナルを相当カットしちゃってるんだってね。なんだか悔しくなってすぐ売り飛ばし、オリジナルの『原発ジプシー』を読み直した。無駄なことしてんなーと思いつつ、何故かほぼ全ページとっても新鮮に読んでしまった。全然アタマに入ってなかったのかしらん。

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