桃井かおりに恋をした

クエストホールでイッセー尾形桃井かおりの二人芝居。
この二人を観たのは多分1999年とか2000年とか2001年とかそれくらい。だから10年以上前。
イッセー尾形小松政夫との二人芝居も含めて10回以上観ている気がする。
それを全部ひっくるめても、今日はベスト3に入ること間違いなしの楽しさだった。
桃井かおりのかわいいことったらあんたもう。
初日ということもあり、ちょっと噛み合わないのか?なんてところや歌は見事にハモれなかったりとか、まあ色々あって、もうちょっとこなれてから観たいかなと思わせてくれたりしないでもなかったけど、それでも素晴らしかった。
1つ目のネタは、じわりじわりとゆっくりしか設定が見えてこないギリギリの展開で超が付くほどスリリング。マジで。
2つ目はそれこそ回を重ねる度に暴走していくであろうと思われる映画フェチネタでワクワクしっぱなし。
3つ目は、もう何も言えない。あのどうしようもない男の歪曲話法、あるあるあるある。あれを芝居で見せられるなんて想像したこともなかった。ホントすっごいと思った。女の返しもそうそうそうそう。そして挙句に何も進められないところまで異常なまでのリアルさ。勝手に穴があったら入りたくなった。一生あの二人(森田雄三を含めりゃ三人)にはアタマが上がらない。
4つ目は残念。すっごい楽しいのは分かってるけど席が端っこすぎて満腹感を味わえなかった。
5つ目は歌ネタ。イッセー尾形のまたいい味出してる隠れ名曲って感じだったけど、これはまあ歌もギターも練習不足。ネタ自体は文句なしだっただけにちと残念。
今回は着替えが少なく、しかも全編通してのステージセットがあったという面でも新鮮。しかも通しの衣装もセットも、ネタが変わる度に見事に色合いが変わる。すっごーい。脳が活性化されたぞ。
着替えがないとはいっても暗転時には勿論ステージの端でのちょっとした準備はいつもの通り。でも今回は二人が右端左端に分かれるのではなく、その回毎に二人揃って右に行ったり左に行ったり。そしてそこで「オフ」の会話を楽しみながら小道具と呼吸を整える。へーっ。こんなに空気が変わるんだね。ワクワクしっぱなしだったぞ。
いやいやいやいや、素晴らしい夜でした。
tags : イッセー尾形

≪前のページ